子どもから「スマホが欲しい!」と言われたとき、
あなたならどう答えますか?
持たせる状況は年齢や、ご家庭の環境によって様々です。
このときこそ、ご家庭ごとの考え方が大切になってきます。
1,000名を超える、全国のママさんにヒヤリングをしたところ、携帯電話やスマートフォン(スマホ)は「危険だから使わせない、禁止する」というご家庭が意外と多くありました。
新聞やテレビなどのメディアでは、スマホの
普及率の伸びが多く取り上げられますが、実際は
「持っていない」「使っていない」「まだ禁止」という
ご家庭も多くあります。しかし子供の成長を考えると、
「使わせない、禁止する」よりも、心と術を鍛えて正しく
使うことができるようになることが大切だと思っています。
危険だから使わせないというのは、子どもが大きくなるほど、
現実的に無理な話になってきます。
それは次の二つの理由があります。
・携帯電話やスマートフォンの普及
・利用は止めようとしても止まらない
・いずれ携帯電話やスマホを使う環境に立つ
まだまだ、と考えているのは親だけであり、親の都合かもしれません。そして、「子どもに持たせるのはまだまだだから、
自分も携帯やスマホについてきちんと勉強するのは先でいい」
と思っている親御さんがとてもい多いのです。
子どもの中では、友人やCMから情報を収集し、着々と
準備は進んでいます。 まだまだ早いと、なにも準備をしないことが、実は一番危険なことかもしれません。実際、子どもの頃にどうやってスマホやタブレットと関わるかを、意識して教えた家庭と、していない家庭とでは、あとあと変わってきています。
幼い頃から自由に親の携帯電話やスマホを触っていた子が、
お友達や親戚・知人のスマホを勝手に触る、
パスワードを解除しようと試みる、
そこから個人情報を勝手に操作する話も出てきています。
親がフィルタリングを設定しても、
友達が勝手に解除してしまうなんて事も起きています。
いざ使う時が来たとき、自分なりに準備をしてきた
子ども達と同等に
「安全な利用」
「活用方法」
「個人情報の取り扱い」
「プライバシーの意識」
「支払いの意識」などを共有できるよう、
私たち親も前向きに検討していきたい時代です。